映画祭のすゝめ
~ぐるり映画ポスターの旅~

企画展映画祭のすゝめチラシ表紙

2021年6月25日(金)~9月12日(日)

国際映画祭は、国境を越えた映画人の交流の場であり、夢の舞台です。毎年、世界のあちこちでユニークな特徴をもった映画祭が開催されています。レッドカーペットなど華やかなイメージがある一方、近年は特に社会問題に対する連帯や結束・抗議を表明する場ともなっています。

戦後、川喜多長政・かしこ夫妻は外国映画の輸入・配給だけにとどまらず、国際映画祭を通して日本映画の魅力を海外に紹介する役割も担っていました。また、川喜多かしこはカンヌ、ヴェネチア、モスクワなど多くの映画祭の審査員を務め、海外と日本の映画文化の架け橋となりました。

本展では川喜多夫妻の関連資料をはじめ、さまざまな意匠をこらした彩り豊かな映画祭のポスター、錚々たる映画人たちが集う記念写真、トロフィーなどを展示し、世界の映画祭を紹介します。遠くへ行くことが困難な今、映画祭ポスターを巡って、夏の旅気分を味わってみませんか。

 


[企画展観覧料] 一般:200円(140円)小・中学生:100円(70円)
*(  )内は20名以上の団体料金


展示協力(敬称略):今村プロダクション/川崎市/国立映画アーカイブ/稲垣澄男/奥山大史/黒沢清/中山治美/濱口竜介
リーフレット 撮影:山崎あゆみ デザイン:村松道代