【企画展】映画館のエトセトラ
2024年4月13日(土)~7月7日(日)
大きなスクリーンで映画を楽しめる映画館は、長い歴史を持っています。
上映作品のポスターが貼られ、人々の集うロビー。また、映画館と言えば絵看板を懐かしく思い出す方もいらっしゃるでしょう。映画に音の無かった時代、活動弁士の巧みな話術は観客を作品の世界へ誘いました。そして今もその芸は継承されています。今や貴重となったフィルム上映は映写技師によってスクリーンへ映し出されます。そして映画鑑賞の大切な思い出となる、プログラム冊子・・・。
本展では映画館に関わる資料を取りあげながら、特別な"映画体験"を作り上げる存在「映画館」を、展示と上映・イベントを通して紐解きます。上映作品は「映画」や「映画館」をテーマとしたものから、ぜひスクリーンで観ていただきたい作品まで多岐にわたるラインナップです。今や貴重になったとも言える映画館での映画体験を、当館でご堪能ください。
休館:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
企画展観覧料:一般:200円(140円) 小・中学生:100円(70円)※( )内は20名以上の団体
※鎌倉市民(市内に住所を有する方)は展示観覧料が無料です。入館の際に住所が確認できる証明書(運転免許証、国民健康保険証等)をご提示ください。
展示協力(敬称略):愛媛県 内子町、株式会社マツダ映画社、国立映画アーカイブ、森文旭館、立命館大学アート・リサーチセンター「京都ストリート文化アーカイブの構築と発信プロジェクト」
リーフレットデザイン:フルタヨウスケ(A NEW PERSPECTIVE)
表紙:『さすらい』(1976年、監督:ヴィム・ヴェンダース)©Wim Wenders Stiftung 2014