シャンタル・ストマン
「Ōmecittà―オウメチッタ」

5.1(水)~5(日・祝) 10:00~16:00

旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)特別公開

パリを拠点に、《人》と《場所》の親密な関係性を通して《歴史・時間・記憶》を喚起させる作品制作を行う写真家シャンタル・ストマン(Chantal Stoman)は、2017年、東京の西端に位置する小さな町「青梅」と出会います。看板絵師・久保板観ばんかん(1941-2018)の手による絵看板が街のあちこちに置かれ、人々の日常に溶け込みながら、映画の黄金時代の記憶を呼び起こす青梅に魅せられたシャンタルは、「Ōmecittà―オウメチッタ」と名付けた写真・映像作品を発表しました。2019年の台風被害により絵看板の多くは撤去されましたが、青梅という場所と映画の親密さは作品の中に今も息づいています。

時代とともに変化してきた「映画館」という場所の魅力を再発見する企画展「映画館のエトセトラ」の関連イベントでは、150年以上前に建てられた古民家「旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)」を会場に、時間と記憶が交差する「Ōmecittà―オウメチッタ」を写真と映像作品の展示を通してご紹介します。

※荒天時、中止の場合あり。
※企画展のチケットでご覧いただけます。