こちらあみ子

『こちらあみ子』画像

応答せよ、応答せよ。こちらあみ子、こちらあみ子――。
少し風変わりな小学5年生のあみ子が、いつしか家族や同級生など周囲の人間を変えていく。原作は、芥川賞受賞作家である今村夏子の「こちらあみ子」。親しみのある文体でありながら何気ない日常に鋭く切り込んだ原作を、無垢なあみ子を通して魅力溢れる映像描写で映画化。

3.21(火・祝)・22(水)10:30
3.21(火・祝)[アフタートーク付き上映]14:00 ゲスト:森井勇佑監督
3.22(水)14:00

2022年/カラー/104分/DCP
監督・脚本:森井勇佑
原作:今村夏子(「こちらあみ子」ちくま文庫)
音楽:青葉市子
出演:大沢一菜、井浦新、尾野真千子

第52回 ロッテルダム国際映画祭 Bright Future部門出品作品


森井監督

森井 勇佑森井監督もりいゆうすけ 監督
1985年生まれ、兵庫県出身。日本映画学校映像学科(現:日本映画大学)を卒業後、映画学校の講師であった長崎俊一監督の『西の魔女が死んだ』(2008)で、演出部として映画業界に入る。以降、大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めてきた。本作『こちらあみ子』(2022)で映画監督デビューを果たす。


《次世代シネマセレクション》
これからの時代を担う気鋭の若手監督の作品をご紹介する次世代シネマセレクション。今回は、森井勇佑監督の『こちらあみ子』を上映いたします。20代で原作に出会い心を打たれた森井監督が、原作の世界観を失くすことなく真っ直ぐな眼差しで捉えた本作。助監督として様々な監督のもとで研鑽を積んだ、森井監督の劇場デビュー作でもあります。ぜひお楽しみください。

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円
チケット発売日:3月1日(水)