黒澤和子の仕事
真田十勇士
(135分/2016年/カラー/DCP)
2017年12月13日(水)、15日(金)、16日(土)
上映開始:12月13日(水)14:00、15日(金)14:00、16日(土)10:30
堤幸彦監督
出演:中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、永山絢斗、大竹しのぶ
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円11月18日(土)より発売
近年再び注目を集める真田幸村と、彼に仕えたとして講談などで親しまれる十勇士の物語を、虚実織り交ぜ、遊び心満載で描いた新感覚の時代劇。若手俳優たちのエネルギーを生かすオリジナリティ溢れる衣裳も魅力。
清須会議
(138分/2013年/カラー/DCP)
2017年12月12日(火)、15日(金)、17日(日)
上映開始:12月12日(火)14:00、15日(金)10:30、17日(日)10:30
三谷幸喜監督
出演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円11月18日(土)より発売
コメディに揺るぎない力を発揮する三谷幸喜が豪華キャストを揃えて贈る時代劇。織田信長亡き世の跡継ぎを決める会議を舞台に、歴史上の人物たちが人間味たっぷりに描かれる。絢爛かつポップな衣裳が画面に花を添える。
座頭市
(116分/2003年/カラー/35㎜)
2017年12月12日(火)、14日(木)、17日(日)
上映開始:12月12日(火)10:30、14日(木)14:00、17日(日)14:00
北野武監督
出演:ビートたけし、浅野忠信、夏川結衣、大楠道代、岸辺一徳
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円11月18日(土)より発売
勝新太郎の当たり役である座頭市を大胆にリメイクした、北野監督初の娯楽時代劇。金髪に朱塗りの仕込み杖という出で立ち、大団円でのタップダンスなど常識を覆す新鮮さで世界を魅了し、ヴェネチア国際映画祭監督賞受賞。
花よりもなほ
(127分/2006年/カラー/35㎜)
2017年12月1日(金)~3日(日)
上映開始:12月1日(金)14:00、2日(土)10:30、3日(日)14:00
是枝裕和監督
出演:岡田准一、宮沢りえ、古田新太、浅野忠信、香川照之
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円11月18日(土)より発売
江戸の泰平の世、父の仇討ちを志すも弱すぎる侍を中心に展開する貧乏長屋の人情物語。黒澤和子が得意とする《ヨゴシ》のテクニックが遺憾なく発揮される。監督初の時代劇だが、弱き者に注がれる眼差しは変わらずに温かい。
蜩(ひぐらし)ノ記
(129分/2014年/カラー/DCP)
2017年12月1日(金)~3日(日)
上映開始:12月1日(金)10:30、2日(土)14:00、3日(日)10:30☆
小泉堯史監督
出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子
☆3日(日)10:30の回、小泉堯史監督の舞台挨拶あり
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円11月18日(土)より発売
葉室麟の直木賞受賞作を映画化。不義密通の罪により、10年後の切腹と家譜の編纂を命じられた男と、彼を監視するうちに敬愛の念を抱いていく若い武士が過ごす日々を、美しい四季の自然と共に清廉に描く正統派時代劇。
エレニの帰郷
(127分/2008年/ギリシャ=ドイツ他/カラー/DCP)
2017年11月14日(火)、16日(木)、17日(金)、19日(日)
上映開始:11月14日(火)14:00、16日(木)14:00、17日(金)14:00、19日(日)14:00
テオ・アンゲロプロス監督
出演:ウィレム・デフォー、ブルーノ・ガンツ、イレーヌ・ジャコブ、ミシェル・ピコリ
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円10月21日(土)より発売
黒澤監督が最も尊敬していたというギリシャの名匠の遺作。「20世紀3部作」として『エレニの旅』に続く本作では、歴史に翻弄され帰る場所を失った人々の悲しみを時代の移ろいと共に描き、偉大な映画作家の足跡を刻んだ。
まあだだよ
(134分/1993年/カラー/Blu-ray)
2017年11月14日(火)、15日(水)、18日(土)
上映開始:11月14日(火)10:30、15日(水)14:00、18日(土)13:30※特別上映+トークイベント
黒澤明監督
出演:松村達雄、香川京子、井川比佐志、所ジョージ、寺尾聰
[料金] 一般:1000円、小・中学生:500円
※[特別上映+トーク]一般:1500円、小・中学生:750円10月21日(土)より発売
随筆家として名高い内田百閒の戦前から戦後にかけての日々を、門下生との交流や愛猫ノラとの生活を中心に描き、黒澤監督の遺作となった。名優・松村が百閒を飄々と好演、彼を支える妻を香川が頼もしく演じる。
フェリーニのアマルコルド
(124分/1973年/イタリア=フランス/カラー/Blu-ray)
2017年11月1日(水)、3日(金・祝)~5日(日)
上映開始:11月1日(水)14:00、3日(金・祝)10:30、4日(土)14:00、5日(日)14:00
フェデリコ・フェリーニ監督
出演:ブルーノ・ザニン、プペラ・マッジオ、アルマンド・ブランチャ、マガリ・ノエル
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円10月21日(土)より発売
イタリアの方言で「思い出すこと」を意味する本作は、フェリーニの中でも特に自伝的要素が強いと言われる。1930年代、ファシズム政権下の地方都市に暮らす少年の春夏秋冬を、詩情溢れるタッチでユーモラスに描く。
※4Kレストア版を2Kダウンコンバート版で上映
麗しのサブリナ
(113分/1954年/アメリカ/白黒/DCP)
2017年11月1日(水)、2日(木)、3日(金・祝)、5日(日)
上映開始:11月1日(水)10:30、2日(木)14:00、3日(金・祝)14:00、5日(日)10:30
ビリー・ワイルダー監督
出演:オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン、ジョン・ウィリアムズ
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円10月21日(土)より発売
『ローマの休日』に続くオードリー主演の傑作ロマンティック・コメディ。伝説の衣裳デザイナー、イーディス・ヘッドが衣裳を担当、サブリナパンツやジバンシィとの出会いを生むなどファッション面でも見逃せない作品。
明日への遺言
(110分/2007年/カラー/35㎜)
2017年10月18日(水)、22日(日)
上映開始:10月18日(水)14:00、22日(日)14:00
小泉堯史監督
出演:藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円9月16日(土)より発売
米軍の捕虜を処刑し、B級戦犯として絞首刑に処された岡田資の軍事裁判を丹念に描いた法廷劇。自らの罪を正面から受け止めると同時に米国側が行った空襲への批判を展開、部下を守り信念を貫く男の生き様を描く。
ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ
(114分/2009年/カラー/35mm)
2017年10月17日(火)、20日(金)、21日(土)
上映開始:10月17日(火)14:00、20日(金)10:30、21日(土)14:00
根岸吉太郎監督
出演:松たか子、浅野忠信、広末涼子、妻夫木聡、室井滋
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円9月16日(土)より発売
太宰治自身がモデルとされる短篇小説の映画化。戦後直後の東京を舞台に、放蕩三昧の小説家と幼子を抱えた妻を巡る愛憎の物語を次第にしたたかになっていく妻の視点から描く。モントリオール世界映画祭監督賞受賞。
杉原千畝 スギハラチウネ
(139分/2015年/カラー/DCP)
2017年10月17日(火)、19日(木)、20日(金)、22日(日)
上映開始:10月17日(火)10:30、19日(木)14:00、20日(金)14:00、22日(日)10:30
チェリン・グラック監督
出演:唐沢寿明、小雪、ボリス・シッツ、アグニェシュカ・グロホフスカ
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円9月16日(土)より発売
第二次世界大戦下、リトアニア赴任中に迫害に苦しむユダヤ人約6千人にビザを発給し、“日本のシンドラー”と称される外交官・杉原千畝の伝記映画をアンコール上映。鎌倉に眠るゆかりの人物の足跡を辿る。
ディア・ドクター
(127分/2009年/カラー/35㎜)
2017年10月4日(水)、6日(金)、7日(土)
上映開始:10月4日(水)14:00、6日(金)13:30※特別上映+トークイベント、7日(土)10:30
西川美和監督
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、香川照之、八千草薫
[料金] 一般:1000円、小・中学生:500円
※[特別上映+トーク]一般:1500円、小・中学生:750円9月16日(土)より発売
山あいの小さな村で住民から慕われる唯一の医者が失踪。村全体が動揺する中浮かび上がってきたのは、彼が抱えてきた嘘とその優しさに支えられた人々の姿だった…心に染み入るキネマ旬報ベスト・テン第1位受賞作。
歩いても 歩いても
(114分/2008年/カラー/35㎜)
2017年10月3日(火)、6日(金)、8日(日)
上映開始:10月3日(火)14:00、6日(金)10:30、8日(日)14:00
是枝裕和監督
出演:阿部寛、夏川結衣、樹木希林、原田芳雄、YOU
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円9月16日(土)より発売
夏の終わり、実家に集った家族の思いが交錯する一日を丁寧に描き出した名作。母の料理、家に刻まれた歴史、父・母・息子・嫁、それぞれの立場や関係の微妙なずれなど、細かな描写の積み重ねが観る者の記憶を揺さぶる。
そして父になる
(121分/2013年/カラー/DCP)
2017年10月3日(火)、5日(木)、7日(土)、8日(日)
上映開始:10月3日(火)10:30、5日(木)14:00、7日(土)14:00、8日(日)10:30
是枝裕和監督
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円9月16日(土)より発売
出産時、病院で子ども同士が取り違えられたことが発覚した2組の家族が、家族として過ごした年月と血の繋がりとの間で揺れ動く様を描き、家族や幸福のあり方を問いかける話題作。カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。