鎌倉映画地図

海街diary

(128分/2015年/カラー/DCP)

2017年6月30日(金)~7月2日(日)

上映開始:※7月1日、2日の上映、トークのチケットは完売しました。
6月30日(金)10:30/14:00、7月1日(土)14:00、2日(日)13:00
7月2日(日)15:40~ 是枝裕和監督トークイベント

是枝裕和(脚本・)監督

綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず他

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月20日(土)より発売

原作:吉田秋生「海街diary」(小学館「月刊フラワーズ」連載)
音楽:菅野よう子 撮影:瀧本幹也

かつて家族を捨てた父の死をきっかけに、腹違いの妹の存在を知り、共に暮らし始めた四姉妹の日々を瑞々しく切り取る。豪華女優陣の共演、何気なくも美しい風景など、鎌倉と映画の魅力が詰まった大ヒット作。

山の音

(95分/1954年/白黒/35mm)

2017年6月27日(火)~29日(木)

上映開始:6月27日(火)10:30/14:00、28日(水)14:00、29日(木)14:00

成瀬巳喜男監督

原節子、山村聰、上原謙、杉葉子、長岡輝子、丹阿弥谷津子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月20日(土)より発売

原作:川端康成

川端康成が、鎌倉を舞台に戦後の家族のあり方を描き、戦後日本文学の最高峰と謳われる代表作の映画化。原節子と山村聰が、自然豊かな鎌倉の土地を背景に、互いを労わり合う嫁と舅を演じる。

はつ恋

(86分/1975年/カラー/35mm)

2017年6月16日(金)~18日(日)

上映開始:6月16日(金)10:30/14:00、17日(土)14:00、18日(日)14:00

小谷承靖監督

仁科明子、井上純一、二谷英明、南風洋子、岸田森、根岸明美

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月20日(土)より発売

ロシア文学を代表するツルゲーネフの『初恋』を、当時の鎌倉で撮影し映画化した作品。清純派と言われた仁科が男たちを翻弄する女性を大胆に演じた。有島生馬邸など別荘文化が栄えた鎌倉ならではの風景もみどころ。

ウォーナーの謎のリスト

(116分/2016年/カラー/Blu-ray)

2017年6月13日(火)~15日(木)

上映開始:6月13日(火)10:30☆/☆14:00、14日(水)14:00、15日(木)14:00
☆6月13日(火)10:30上映後と14:00上映前、金高謙二監督による舞台挨拶あり

金髙謙二(編集・)監督

(証言者)小泉晋弥、色川大吉、山口静一、増山太郎、ジョン・ダワー、阿刀田高

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月20日(土)より発売

第二次世界大戦中、日本の文化財を守るべく奔走した米国人美術家ラングドン・ウォーナーらの知られざる足跡を追ったドキュメンタリー。鎌倉では円覚寺・舎利殿と鎌倉大仏が保護リストに含まれ、鎌倉駅西口広場にはウォーナーの碑が建つ。

陽炎座

(139分/1981年/カラー/35mm)

2017年6月2日(金)~4日(日)

上映開始:6月2日(金)10:30/14:00、3日(土)14:00、4日(日)14:00

鈴木清順監督

松田優作、大楠道代、中村嘉葎雄、楠田枝里子、原田芳雄、加賀まりこ

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月20日(土)より発売

原作:泉鏡花

前作に続いて、絢爛豪華な色彩、艶やかな映像など、清順美学が堪能できる一作。新派の劇作家を演じる松田優作の新たな魅力が引き出されている。物語の設定は東京と金沢だが、鎌倉で撮影された場面も多い。

ツィゴイネルワイゼン

(144分/1980年/カラー/35mm)

2017年5月30日(火)~6月1日(木)

上映開始:5月30日(火)10:30/14:00、31日(水)14:00、6月1日(木)14:00

鈴木清順監督

原田芳雄、大谷直子、藤田敏八、大楠道代、麿赤兒、樹木希林

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月15日(土)より発売

原作:内田百閒

鈴木清順監督後期の代表作として知られる「浪漫三部作」の第一作。釈迦堂切通しなど鎌倉の名所が、生と死、現実と幻想が交差する世界の中で効果的に登場するのは、鎌倉アカデミア出身の清順監督ならでは。

ニシノユキヒコの恋と冒険

(122分/2014年/カラー/DCP)

2017年5月19日(金)~21日(日)

上映開始:5月19日(金)10:30/14:00、20日(土)14:00、21日(日)14:00 ※21日の上映終了後、井口奈己監督をゲストにお迎えして、映画について語り合う「映画談話室」を実施します。

井口奈己監督

竹野内豊、尾野真千子、成海璃子、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月15日(土)より発売

原作:川上弘美

どんな女性も虜にしてしまうにも関わらず、最後には必ず去られてしまうニシノユキヒコの恋愛遍歴が、女性監督ならではの視線で描かれる。海を臨む鎌倉の景色が心地よい。

わが恋わが歌

(100分/1969年/カラー/35mm)

5月16日(火)~18日(木)

上映開始:2017年5月16日(火)10:30/14:00、17日(水)14:00、18日(木)14:00

中村登監督

中村勘三郎、岩下志麻、八千草薫、竹脇無我、中村賀津雄、緒形拳

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月15日(土)より発売

鎌倉アカデミアで教鞭をとった歌人・吉野秀雄の生き様を、山口瞳ら吉野に魅せられた教え子たちとの交流を通して描いた文芸映画。豪快で人間味溢れる性格ながら病や貧困に苦しんだ吉野の姿が浮かび上がる。

喜びも悲しみも幾歳月

(160分/1957年/カラー/35mm)

4月28日(金)~30日(日)

上映開始:4月28日(金)10:00、29日(土・祝)10:30/14:00、30日(日)14:00

木下惠介監督

佐田啓二、高峰秀子、田村高廣、中村賀津雄、有沢正子、桂木洋子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月18日(土)より発売

日本各地の灯台を転々とし、苛酷な中で慎ましく生きる灯台守夫婦の25年間を描いた年代記。公開当時大ヒットを記録した。松竹大船の看板俳優として活躍し、鎌倉の地に眠る佐田啓二の主演作。

黄色いからす

(103分/1957年/カラー/35mm)

4月25日(火)~27日(木)

上映開始:4月25日(火)10:30/14:00、26日(水)14:00、27日(木)14:00

五所平之助監督

淡島千景、伊藤雄之助、設楽幸嗣、田中絹代、久我美子、多々良純

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月18日(土)より発売

長い抑留生活を経て復員し、会社に溶け込めない父親と、初めて会う父親になじめず、家族から疎外されていく息子を通して、戦後の家族の危機と再生を描いたホームドラマの秀作。鎌倉彫の博古堂経営者を田中絹代が演じた。

狂った果実

(86分/1956年/白黒/35mm)

2017年4月14日(金)~16日(日)

上映開始:4月14日(金)10:30/14:00、15日(土)14:00、16日(日)14:00

中平康監督

石原裕次郎、津川雅彦、北原三枝、岡田眞澄、東谷暎子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月18日(土)より発売

太陽族ブームを背景に、鎌倉・逗子に暮らす裕福で無軌道な若者たちをスタイリッシュに描く。石原裕次郎の実質的デビュー作であり、フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちに影響を与えた作品としても知られる。

辻が花

(88分/1972年/カラー/35mm)

2017年4月11日(火)~13日(木)

上映開始:4月11日(火)10:30/14:00、12日(水)14:00、13日(木)14:00

中村登監督

岩下志麻、佐野守、中村玉緒、宝生あやこ、松坂慶子、笠智衆

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月18日(土)より発売

原作:立原正秋 
「幻の花」ともいわれ、室町、桃山、慶長の頃に一世を風靡した染め物“辻が花”をモチーフに、夫に裏切られた女性が、周囲からの目と年下の男性の間で揺れ動く姿を描く。岩下志麻の着物姿が鎌倉の街によく映える。

麥秋<デジタルリマスター版>

(124分/1951年/白黒/DCP)

2017年3月31日(金)~4月2日(日)

上映開始:3月31日(金)10:30/14:00、4月1日(土)14:00、2日(日)14:00

小津安二郎監督

原節子、笠智衆、淡島千景、三宅邦子、杉村春子、井川邦子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月1日(水)より発売

『晩春』から2年、小津がふたたび原節子を主演に迎えて、娘の結婚を通して家族のあり方が変わっていく様を描いた作品。鎌倉大仏や由比ヶ浜など、変わらない鎌倉の風景が味わえる。

晩春<デジタルリマスター版>

(108分/1949年/白黒/DCP)

2017年3月28日(火)~3月30日(木)

上映開始:3月28日(火)10:30/14:00、3月29日(水)14:00、3月30日(木)14:00

小津安二郎監督

笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子、宇佐美淳、三宅邦子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月1日(水)より発売

戦後の小津の作風を確立した代表作。茶道や能といった日本の伝統文化や、鎌倉、京都の趣きある風景が、笠智衆と原節子が演じる父と娘の物語に花を添える。鎌倉駅や鶴岡八幡宮など各所が登場。