映画大使 川喜多長政・かしこ夫妻の奇跡

モンパルナスの灯

(108分/1958年/フランス/白黒/DCP)

2019年6月25日(火)、27日(木)、29日(土)、30日(日)

上映開始:6月25日(火)14:00、27日(木)14:00☆、29日(土)14:00、30日(日)10:30
27日(木)14:00の回上映後、映画談話室あり

ジャック・ベッケル監督

出演:ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、リリー・パルマー、リノ・ヴァンチュラ

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月18日(土)より発売

苦悩と悲運のうちに35歳で生涯を閉じたエコール・ド・パリの画家モディリアーニを描いた伝記映画。奇しくもジェラール・フィリップもまた36歳でその生涯を閉じて いる。アヌーク・エーメの美しさが華を添える。

赤と黒

(193分/1954年/フランス/カラー/Blu-ray)

2019年6月25日(火)、26日(水)、28日(金)、30日(日)

上映開始:6月25日(火)10:00、6月26日(水)13:30、28日(金)13:30、30日(日)13:30
*途中休憩あり

クロード・オータン=ララ 監督

出演:ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリュー、アントネラ・ルアルディ

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月18日(土)より発売

世界文学史上に輝く文豪スタンダールの名作を原作に、永遠の貴公子、ジェラール・フィリップが恋と野望に燃えるジュリアン・ソレルの一代記を演じる。レナール夫人役のダニエル・ダリューの魅力も忘れがたい。

居酒屋

(115分/1956年/フランス/白黒/35mm)

6月11日(火)、13日(木)、15日(土)、16日(日)

上映開始:6月11日(火)14:00、13日(木)14:00、15日(土)14:00、16日(日) 10:30

ルネ・クレマン監督

出演:マリア・シェル、フランソワ・ペリエ、シュジー・ドレール、アルマン・メストラル

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月18日(土)より発売

フランス自然主義文学の巨匠エミール・ゾラの代表作を映画化。19世紀半ばのパリの裏町を舞台に、混沌とした庶民生活の中で健気に生きぬこうとするジェルヴェー ズの姿を描く。キネマ旬報ベストテン第1位受賞作。

巴里の空の下セーヌは流れる

(113分/1951年/フランス/白黒/35mm)

6月11日(火)、12日(水)、14日(金)、16日(日)

上映開始:6月11日(火)10:30、12日(水)14:00、14日(金)14:00、16日(日)14:00

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督

出演:ブリジット・オーベール、ジャン・ブロシャール、ルネ・ブランカール

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月18日(土)より発売

戦前、東和はフランス映画黄金期の名作の数々を世に送ったが、デュヴィヴィエ作品もその一つ。セーヌ河周辺を舞台に、土曜日の夜明けから日曜日の夜明けまでを様々な人生模様で描いたパリ市2000年祭記念作品。

禁じられた遊び

(86分/1952年/フランス/白黒/DCP)

2019年5月28日(火)、30日(木)、6月1日(土)、2日(日)

上映開始:5月28日(火)14:00、30日(木)14:00、6月1日(土)14:00、2日(日) 10:30

ルネ・クレマン監督

出演:ブリジット・フォッセー、ジョルジュ・プージュリイ、リュシアン・ユベール、シュザンヌ・クールタル

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月20日(土)より発売

空襲で孤児となった少女ポーレットと少年ミシェルの純粋な姿がやがて深い悲しみとなる反戦映画の名作。ナルシソ・イエペスによるテーマ曲「愛のロマンス」も記憶に残る。ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞作。

第三の男

(105分/1949年/イギリス/白黒/35mm)

2019年5月28日(火)、29日(水)、31日(金)、6月2日(日)

上映開始:5月28日(火)10:30、29日(水)14:00 、31日(金)14:00☆、6月2日(日) 14:00
☆31日(金)14:00の回は、上映後映画談話室あり

キャロル・リード監督

出演:ジョセフ・コットン、アリダ・ヴァリ、オーソン・ウェルズ、トレヴァー・ハワード

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月20日(土)より発売

第二次大戦直後のウィーンを舞台に、“ 第三の男” の謎をめぐり複雑な政治状況下で人間模様が繰り広げられるサスペンス映画の傑作。国際色豊かな豪華キャストも見どころの一つ。カンヌ映画祭グランプリ受賞作。

天井棧敷の人々

(190分/1945年/フランス/白黒/35mm)

2019年5月14日(火)~19日(日)

上映開始:5月14日(火)13:30、15日(水)13:30、16日(木)13:30、17日(金)13:30 、18日(土)13:30、19日(日)13:30
*途中休憩あり

マルセル・カルネ監督

出演:アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ブラッスール、マリア・カザレス

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月20日(土)より発売

ドイツ占領下で2年の歳月をかけて製作されたフランス映画史上屈指の名作。「犯罪大通り」「白い男」の2部構成で、19世紀のパリを舞台に劇場街で生きる人々の悲喜劇を描いたマルセル・カルネの代表作。

蝶々夫人

(114分/1955年/イタリア=日本/カラー/35mm)

2019年4月28日(日)~30日(火・休)

上映開始:4月28日(日)14:00、29日(月・祝)14:00、30日(火・休)14:00☆
30日(火・休)14:00の回上映後、映画談話室あり

カルミネ・ガローネ 監督

出演:八千草薫、ニコラ・フィラクリディ、田中路子、中村哲

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円

3月16日(土)より発売若き日にドイツで見たオペラ「マダム・バタフライ」に失望した川喜多長政が製作に携わり、念願の映画化となった本作。八千草薫の可憐な蝶々さんと宝塚歌劇団の共 演により、華やかな舞台が繰り広げられる。

国立映画アーカイブ所蔵作品

恐怖の報酬

(148分/1953年/フランス=イタリア/白黒/DCP)

2019年4月17日(水)、19日(金)、20日(土)、21日(日)

上映開始:4月17日(水)14:00、19日(金)10:30、20日(土)14:00、21日(日) 14:00

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督

出演:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、ヴェラ・クルーゾー、フォルコ・ルリ

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月16日(土)より発売

カンヌ、ベルリンの国際映画祭で最高賞を受賞したサスペンス映画の金字塔。大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った4人の男たちの運命を描く。シャンソン歌手としても有名なイヴ・モンタンの出世作。

未完成交響楽

(88分/1933年/ドイツ=オーストリア/白黒/Blu-ray)

2019年4月16日(火)、18日(木)、19日(金)、21(日)

上映開始:4月16日(火)10:30/14:00、18日(木)14:00、19日(金) 14:00、21(日)10:30

ヴィリ・フォルスト監督

出演:ハンス・ヤーライ、マルタ・エゲルト、ルイーゼ・ウルリッヒ

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月16日(土)より発売

シューベルトの代表作であり、未完の作品として知られる交響曲「未完成」から創作された情緒溢れる恋物語。公開当時、音楽家を主人公にした映画を“ 楽聖映画” と称し、数々の名作が東和によって封切られた。

KYOTO,MY MOTHERʼS PLACE

(50分/1991年/イギリス/カラー/16mm)

2019年4月6日(土)、7日(日)

上映開始:4月6日(土) 14:00★(+小山明子さんトークイベント)、7日(日)☆
★6日(土)14:00の回は、小山明子さんトーク後の上映。☆7日(日)13:30の回は、特別上映:『戦場のメリークリスマス』を併映します。

脚本・ナレーション・監督:大島渚

出演:島田とみ、舟槻いな、山本彦八

[料金] 一般:1000円、小・中学生:500円
[特別上映]4月7日一般:1500円、小・中学生:750円
3月16日(土)より発売

世界の映画監督たちが自身に所縁の深い土地をテーマにドキュメンタリーを撮る企画の第一弾として製作された本作。生まれ故郷である京都の歴史と、亡き母親の人生を重ねあわせた大島渚の知られざる傑作。

戦場のメリークリスマス

(123分/1983年/日本=イギリス/カラー/DCP)

2019年4月2日(火)~7日(日)

上映開始:4月2日(火)、3日(水)、4日(木)、5日(金) 14:00 4月6日(土) 10:30、 7日(日) 13:30☆ 特別上映
☆7日(日)13:30の回は、特別上映:『KYOTO,MY MOTHERʼS PLACE』を併映します。

大島渚監督

出演:デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、トム・コンティ、ジャック・トンプソン

[料金] 一般:1000円、小・中学生:500円
[特別上映]4月7日 一般:1500円、小・中学生:750円
3月16日(土)より発売

国際舞台で活躍し世界から注目を集めた大島渚の代表作。戦時中のジャワの捕虜収容所を舞台に、日英の軍人として対立しながらも惹かれあう男たちの姿を描く。ラストシーンは映画史に残る名場面となった。