大映映画のスターたち
白雪先生と子供たち
(89分/1950年/白黒/ 16mm)
2018年6月15日(金)~17日(日)
上映開始:6月15日(金)10:30/14:00、16日(土)14:00、17日(日)10:30
吉村廉監督
原案:森岡昇
出演:原節子、関千恵子、茂崎幸雄、瀧花久子、山口勇
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月19日(土)より発売
当時の中学校教師が創作した「太陽はこどもの上にも」が原案。子供たちと真摯に向き合い、白雪先生の愛称で親しまれる小学校教師を原節子が演じた感動作。原節子は本作を含め3 作品の大映映画に出演した。
忠臣蔵
(164分/1958年/カラー/ 35mm)
2018年6月12日(火)~14日(木)
上映開始:6月12日(火)10:00/14:00、13日(水)14:00、14日(木)14:00
渡辺邦男監督
出演:長谷川一夫、市川雷蔵、鶴田浩二、勝新太郎、京マチ子、山本富士子、木暮実千代、淡島千景、若尾文子、滝沢修
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円5月19日(土)より発売
大映のトップスター・長谷川一夫が初めて大石内蔵助役を演じた豪華オールスター巨編。講談調で取り上げた本作は公開当時大ヒットし、歴代の「忠臣蔵」映画のなかでも最高傑作との呼び声が高い作品。
千羽鶴
(96分/1969年/カラー/ 35mm)
2018年5月30日(水)~6月2日(土)
上映開始:5月30日(水)14:00、31日(木)10:30、6月1日(金)10:30、2日(土)13:30★
★6月2日(土)13:30の回上映後、映画談話室(ゲスト:南美川洋子さん)を開催します。13:30『千羽鶴』をご覧になったお客様は、引き続きご着席いただけます。
増村保造監督
原作:川端康成
出演:京マチ子、若尾文子、平幹二朗、梓英子、南美川洋子、船越英二、北林谷栄
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月21日(土)より発売
川端康成の代表作をノーベル文学賞受賞記念として映画化。日本の伝統美の中に妖艶な京マチ子、若尾文子をめぐる人間関係が絡む。冒頭の円覚寺も印象深い鎌倉を舞台にした増村×若尾の最後のコンビ作。
なみだ川
(79分/1967年/カラー/ DCP)
2018年5月29日(火)、6月1日(金)、3日(日)
上映開始:5月29日(火)14:00、6月1日(金)14:00、3日(日)10:30
三隅研次監督
原作:山本周五郎
出演:藤村志保、若柳菊、細川俊之、戸浦六宏、藤原釜足、安部徹
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月21日(土)より発売
山本周五郎の傑作小説「おたふく物語」の映画化。江戸日本橋を舞台に、不器用でおっとりとした姉がしっかり者の妹の縁談をまとめるために奔走する。下町に生きる庶民の暮らしを情緒豊かに描いた感動作。
清作の妻
(93分/1965年/白黒/ DCP)
2018年5月29日(火)~31日(木)、6月3日(日)
上映開始:5月29日(火)10:30、30日(水)10:30、31日(木)14:00、6月3日(日)14:00
増村保造監督
原作:吉田絃二郎
出演:若尾文子、田村高廣、成田三樹夫、紺野ユカ、殿山泰司
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月21日(土)より発売
戦前の無声映画時代の名作を再映画化。日露戦争を背景に、愛する夫を再び戦争に奪われないために妻は異常なまでの行動にでる。若尾文子が激しい情念の中に美しさを宿した圧倒的存在感でみせる。
破戒
(119分/1962年/白黒/ DCP)
2018年5月18日(金)~20日(日)
上映開始:5月18日(金)10:30/14:00★、19日(土)14:00、20日(日)14:00
★18日(金)14:00の回上映後、映画談話室を開催します。
市川崑監督
原作:島崎藤村
出演:市川雷蔵、藤村志保、長門裕之、船越英二、三国連太郎、中村鴈治郎、岸田今日子
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月21日(土)より発売
市川雷蔵が『炎上』『ぼんち』に続き市川崑とコンビを組み、部落出身の若き小学校教師の苦悩を渾身の演技でみせた文芸映画の傑作。藤村志保のデビュー作でもあり、芸名は本作の原作者と役名から取られた。
ぼんち
(105分/1960年/カラー/ DCP)
2018年5月15日(火)~17日(木)
上映開始:5月15日(火)10:30/14:00、16日(水)14:00、17日(木)14:00
市川崑監督
原作:山崎豊子
出演:市川雷蔵、若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪、山田五十鈴、船越英二、林成年
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円4月21日(土)より発売
市川雷蔵が自ら映画化を企画し、市川崑と組んだ傑作ドラマ。大阪船場の老舗足袋問屋の一人息子が女性遍歴を重ね、一人前の商人として成長していく姿を描く。雷蔵を取り巻く豪華女優陣の競演も見所の一つ。
浮草 デジタル復元版
(119分/1959年/カラー/ DCP)
2018年4月27日(金)~29日(日祝)
上映開始:4月27日(金)10:30/14:00★、28日(土)14:00、29日(日祝)14:00
★27日(金)14:00上映後に映画談話室あり
小津安二郎監督
出演:中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子、川口浩、杉村春子、野添ひとみ、浦辺粂子、笠智衆
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月17日(土)より発売
小津安二郎が戦前の自作『浮草物語』を自らリメイクし、大映で唯一監督した作品。志摩半島の港町を舞台に旅回りの一座が織りなす人間模様を情感豊かに描く。大映のトップスターたちが小津芸術を華麗に彩る。
細雪
(105分/1959年/カラー/ 35mm)
2018年4月24日(火)~26日(木)
上映開始:4月24日(火)10:30/14 :00、25日(水)14:00、26日(木)14:00
島耕二監督
原作:谷崎潤一郎
出演:京マチ子、山本富士子、轟夕起子、叶順子、三宅邦子、川崎敬三、根上淳、菅原謙二
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月17日(土)より発売
文豪谷崎潤一郎の代表作を原作に、大映を代表する華やかな女優陣の競演で描く文芸大作。時代を戦後に変更し、長女を轟、次女を京、三女を山本、四女を叶が演じた。当時の芦屋周辺の風景も見所の一つ。
祇園囃子
(84分/1953年/白黒/ DCP)
2018年4月12日(木)、13日(金)、15日(日)
上映開始:4月12日(木)14:00、13日(金)10:30、15日(日)14:00
溝口健二監督
原作:川口松太郎
出演:木暮実千代、若尾文子、河津清三郎、進藤英太郎、菅井一郎、浪花千栄子
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月17日(土)より発売
京都の花街に生きる姉妹芸者の喜怒哀楽を描いた巨匠・溝口健二の作品。前年に映画デビューし期待の新人であった若尾文子が抜擢され、可憐でありながら芯の強い舞妓役を演じて高く評価された。
夜の河
(104分/1956年/カラー/ DCP)
2018年4月10日(火)、11日(水)、13日(金)15日(日)
上映開始:4月10日(火)13:30☆、11日(水)10:30、13日(金)14:00、15日(日)10:30
☆4月10日(火)は特別上映+山本富士子さんトークイベント
吉村公三郎監督
原作:沢野久雄
出演:山本富士子、上原謙、小野道子、阿井美千子、川崎敬三、山茶花究、東野英治郎
[料金] 一般:1000円、小・中学生:500円※[特別上映+トークイベント]一般:1500円、小・中学生:750円3月17日(土)より発売
ミス日本から映画界入りし、一躍トップスターとなった山本富士子の代表作。仕事一筋に生きる京染屋の長女が妻子ある男性と知り合い惹かれていく。女心の機微を美しい京都の町並みとともに色彩豊かに描く。
白鷺
(97分/1958年/カラー/ DCP)
2018年4月10日(火)~12日(木)、14日(土)
上映開始:4月10日(火)10:30、11日(水)14:00、12日(木)10:30、14日(土)14:00
衣笠貞之助監督
原作:泉鏡花
出演:山本富士子、川崎敬三、野添ひとみ、高松英郎、佐野周二、清川玉枝
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月17日(土)より発売
明治末期、日本橋の没落した料亭の一人娘が、やがて芸者となり若き日本画家と恋に落ちる。泉鏡花による悲恋物語を白鷺の如き山本富士子の儚い美しさで魅せる。巨匠・衣笠貞之助と山本のコンビによる代表作。
羅生門 デジタル復元版
(88分/1950年/白黒/ DCP)
2018年3 月30 日(金)~4 月1 日(日)
上映開始:3 月30 日(金)10:30/ 14:00、31 日(土)14:00、4 月1 日(日)14:00★
★4月1日上映後に映画談話室あり
黒澤明監督
原作:芥川龍之介
出演:三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬、上田吉二郎、加東大介、千秋実
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月1日(木)より発売
世界が敬愛する巨匠・黒澤明の代表作。日本映画では快挙となるヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞し、主演の京マチ子は以後『雨月物語』『地獄門』などで“ グランプリ女優” として国際的な評価を得た。
無法松の一生
(80分/1943年/白黒/ 35mm)
2018年3 月27日(火)~29日(木)
上映開始:3 月27日(火)10:30 / 14:00、28日(水)14:00、29日(木)14:00
稲垣浩監督
原作:岩下俊作
出演:阪東妻三郎、園井惠子、月形龍之介、澤村アキオ(長門裕之)、永田靖
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円3月1日(木)より発売
大スター・阪東妻三郎が一世一代の名演技でみせる不朽の名作。九州小倉を舞台に人力車夫の松五郎が未亡人とその息子の成長を見守る姿を描く。戦時中は内務省、戦後はGHQによる検閲で一部をカットされた。