企画展「ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち」開幕しました

本日1/20(土)より、企画展「ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち」が始まりました。

ジェラール・フィラップと忘れじの名優たちイメージ

『肉体の悪魔』(1947年)や『モンパルナスの灯』(1958年)など1940年代から50年代のフランス映画を代表する作品に出演したジェラール・フィリップ。1959年に36歳の若さで急逝し、多くの人々がその死を惜しみました。

彼の俳優人生は決して長くはありませんでしたが、優雅で気品に溢れた佇まいは観る人を虜にしてきました。
近年では、2019年に伝記「ジェラール・フィリップ 最後の冬」が出版され、翌年にはドゥ・マゴ賞を受賞しました。第75回カンヌ映画祭では伝記をもとにしたドキュメンタリー映画が喝采を浴びました。
そして生誕100年を迎えた2022年、日本では「ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭」が開催されました。同映画祭は各地で彼の出演作品が上映され、大きな話題を呼びました。

本展ではジェラール・フィリップの関連資料と出演作を通して、今もなお愛されるフランス映画の貴公子の魅力に迫ります。

さらに、彼の活躍の前後で欧州映画の黄金期をともに形づくった名優たちの代表作も紹介しています。こちらも併せてお楽しみください。

企画展関連上映作品はこちらからご覧いただけます。