泣く子はいねぇが

泣く子はいねぇが写真

秋田県・男鹿半島で暮らす主人公・たすくは、娘が生まれ喜びの中にいた。一方、妻・ことねは、子供じみていて父になる覚悟が見えないたすくに苛立っていた。監督が地元の伝統行事「ナマハゲ」に、“父親としての責任” “人としての道徳”というテーマを見出した、生き方に迷うすべての大人たちに贈る青春グラフィティ。

2022年3月26日(土) 10:30/14:00+アフタートーク☆
2022年3月27日(日) 10:30/14:00
☆26日14時の回上映後に佐藤監督によるアフタートークがございます。

2020年/カラー/108分/DCP
監督・脚本・編集:佐藤快磨
企画:是枝裕和 撮影:月永雄太
出演:仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、山中 崇、余 貴美子、柳葉敏郎

第68回 サン・セバスティアン国際映画祭
最優秀撮影賞受賞(撮影:月永雄太)

第21回 東京フィルメックス
コンペティション部門正式出品作品

第56回 シカゴ国際映画祭
ニューディレクターズ・コンペティション部門正式出品作品

 

佐藤快磨さとうたくま監督

佐藤快磨監督1989年生まれ、秋田県出身。初の長編監督作品『ガンバレとかうるせぇ』(2014年)が、ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2014で映画ファン賞と観客賞を受賞、第19回釜山国際映画祭のニューカレンツ部門に正式出品、国内外の様々な映画祭で高く評価される。文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」に選ばれ、『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』(2016年)を監督。その後、『歩けない僕らは』(2019年)などを制作している。

 

 

《次世代シネマセレクション》
本特集ではこれからの時代を担う気鋭の若手監督の作品を上映します。本作は、監督の出身地でもある秋田県の伝統行事「ナマハゲ」に着想を得て、約5年かけて作りあげたオリジナル脚本を映画化した作品です。是枝裕和監督が惚れ込んだ新たな才能・佐藤快磨監督の劇場デビュー作を、是非ご堪能ください。

 

映画鑑賞料金(展示観覧料含む):一般1000円、小・中学生500円
チケット発売日:3月1日(火)

 

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