西鶴一代女

上映作品西鶴一代女

井原西鶴の浮世草子「好色一代女」が原作。封建制度下の江戸時代に、男性に翻弄され大名の側室から社会の底辺にまで転落したお春を田中絹代が演じた。第13回ヴェネチア国際映画祭で国際賞を受賞して以降、この作品は「お春の一生」として日本映画を代表するようになり、フランスをはじめとする欧米各国に溝口健二の名を知らしめた。

12.8(水)・10(金)10:30
※12(日) 14:00  ※12日は上映後解説あり

1952年/白黒/136分/35mm/新東宝=児井プロ
監督:溝口健二
出演:田中絹代、山根寿子、三船敏郎、宇野重吉、菅井一郎、進藤英太郎、大泉滉、清水将夫、加東大介、松浦築枝、沢村貞子
優秀映画鑑賞推進事業
女優と巨匠~田中絹代と溝口健二~

日本映画の古き良き名作を、近年失われつつある35㎜フィルムの上映で味わっていただくことを目的とした「優秀映画鑑賞推進事業」。
今回は、開催中の特別展「田中絹代―女優として、監督として」に合わせ、巨匠・溝口健二監督と女優・田中絹代による代表作を中心にご紹介します。世界にその名を轟かす監督と女優が正面から組み合い、傑作が生まれる様を是非ご堪能ください。

鑑賞料金 一般:500円、小・中学生:250円(特別展観覧料含む)
※優秀映画鑑賞推進事情観覧料規定による

 

チケット発売日:11月13日(土)