めし
大阪に暮らすごく平凡なサラリーマン家庭に、夫の姪が東京から転がり込ん できたことで、倦怠期を迎えた夫婦の間に波風が立ち始める…。朝日新聞 での連載中に原作者の林芙美子が急逝したため、映画化に際しては独自の 結末が用意された。生前から林と親交のあった川端は、葬儀委員長を務め て弔辞を述べ、映画では監修も引き受けている。名匠・成瀬巳喜男との初コ ンビ作で原は、所帯じみた主婦を演じ女優としての新境地を開いた。キネマ 旬報ベスト・テンでは小津安二郎の『麦秋』に続く第2位を獲得。
12月8日(火)10:30、9日(水)14:00、10日(木)10:30、11日(金)14:00、12日(土)10:30、13日(日)14:00
97分/1951年/東宝/白黒/35㎜
監督:成瀬巳喜男
原作:林芙美子
監修:川端康成
製作:藤本真澄
脚色:井手俊郎、田中澄江
出演:原節子、上原謙、島崎雪子、杉葉子、杉村春子、小林桂樹
[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円
チケット発売日:11月1日(日)