【夏のシネマセレクション】小林正樹監督特集 ~戦争と人間の尊厳を見つめて~

東京裁判

(277分/1983年/白黒/35mm)

2017年8月15日(火)、17日(木)、 19日(土)

上映開始:8月15日(火)12:00、17日(木)12:00、19日(土)★12:00
★19日(土)〈特別上映〉*上映前に30分ほどトークを予定
ゲスト:小笠原清さん(『東京裁判』脚本・監督補佐)

小林正樹監督

[料金] 一般:1000円、小中学生:500円(★19日(土)特別上映 一般:1500円、小中学生:750円)7月15日(土)より発売

脚本:小林正樹、小笠原清
ナレーター:佐藤慶
音楽:武満徹

米国防総省が所蔵していた膨大なフィルムをもとに「極東国際軍事裁判」の全貌を描いた長編記録映画。小林監督にとっての戦争映画の集大成として5年もの歳月をかけて完成させた映画史に残る傑作。A級戦犯を裁く場が、戦争とは人間とは何かを問いかける。
*途中休憩あり

日本の青春

(129分/1968年/白黒/35mm)

2017年8月16日(水)、18日(金)、20日(日)

上映開始:8月16日(水)14:00、18日(金)10:30、20日(日)14:00

小林正樹監督

藤田まこと、新珠三千代、黒沢年男、酒井和歌子、佐藤慶、田中邦衛、奈良岡朋子

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円7月15日(土)より発売脚本:廣澤榮 
音楽:武満徹

遠藤周作の小説「どっこいショ」の映画化。戦時中、上官の制裁で耳をつぶされた戦中派の男を藤田まことが情感豊かに演じ、戦後世代の息子との葛藤や社会の変化をユーモア交えて描いたヒューマンドラマ。小林監督自身も戦中派であった。

壁あつき部屋

(110分/1956年/白黒/35mm)

2017年8月16日(水)、18日(金)、20日(日)

上映開始:8月16日(水)10:30、18日(金)14:00、20日(日)10:30

小林正樹監督

浜田寅彦、小林トシ子、三島耕、岸惠子、小沢栄、信欣三、伊藤雄之助

[料金] 一般:1000円 小・中学生:500円7月15日(土)より発売脚本:安部公房 
音楽:木下忠司

BC級戦犯の手記を原作に、巣鴨拘置所に服役する6人の男たちの葛藤を描いた社会派ドラマ。社会に対して発言する映画作家になりたいという小林監督の原点となった作品だが、その内容から製作当時、公開が見送られた作品でもある。