第7回【鎌倉シネサロン】「映画の収集・保存って、ナニ?」映画の箱舟 ~東京国立近代美術館フィルムセンターが守る映画文化~ 上映時間26分
2014年11月08日(土) 午前10時30分〜
解説担当:当館総括責任者・大場正敏
映画の殿堂「フィルムセンター」は、1952年の国立近代美術館の設立に伴い、映画部門「フィルム・ライブラリー」として発足しました。美術館の新築・移設に伴い、1970年に旧美術館が「フィルムセンター」として開設され、その後「映画生誕100年」を記念してリニューアル・オープンし、今日にいたっています。わが国唯一の国立映画機関として、フィルムや映画関連資料の収集・保存・復元を行っており、世界有数のフィルム保存施設を有しています。
2012年の「第2保存棟」竣工に伴い製作された短編「映画の箱舟」は、フィルムセンターの歴史と現状、映画保存の実際と重要性を簡潔に描いた貴重な記録です。これを素材に、舞台裏の様々なエピソード、珍談・奇談を解説者がご披露します。乞う、ご期待!
チラシはこちら から(約7.5MB)
<挿入されている貴重な映像>*全て作品の一部分です
「紅葉狩」(1899年)…9代目市川団十郎、5代目尾上菊五郎出演 *重要文化財
「史劇 楠公訣別」(1921年)…尾上松之助出演 *重要文化財
「小林富次郎葬儀」(1910年)…ライオン創業者葬儀 *重要文化財
その他
「旅順開城と乃木将軍」「関東大震災実況」「帝都復興」「なまくら刀」(アニメ)、
「忠次旅日記」「攝政宮殿下活動寫眞展覧會御台覧実況」「さらば青春」(イタリア映画)
主催:鎌倉市川喜多映画記念館指定管理者 川喜多・イオンディライトグループ
[映画鑑賞料金]一般500円、小・中学生250円(入館料含む)