暮らしの中の金継きんつ
=大脇京子作品展 =

トップ画像

旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)特別公開
暮らしの中の金継ぎ =大脇京子作品展 =

日時:2021年11月2日(火)~7日(日)
10:00~16:00

会場:旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)(当館敷地内庭園)

 

旧川喜多邸別邸( 旧和辻邸)[※以下“旧和辻邸”]の特別公開に併せて、鎌倉在住の金継ぎ作家・大脇京子さんの作品展を開催します。会場となる旧和辻邸は、江戸時代後期の民家を改築し、主に茶室や別荘、住居として使用されていた田舎家です。田舎家は、明治から昭和戦前期に茶の湯を趣味とする富裕層の間で好まれ数多く作られていましたが、現存するものは数少なく、旧和辻邸は大変貴重な一例です。

このように、日本には古いものを慈しみ、手を加えながら長く使い続ける文化があります。割れてしまった器を漆と金粉で修復する《金継ぎ》も、その中の一つです。破損に美を見出し、金粉で加飾する修復方法は大変珍しく、《KINTSUGI》として海外からも近年注目されています。また、金継ぎは器に宿る人々の記憶を修復・再生するものでもあります。歴史ある旧和辻邸の空間と共に、大脇さんの作品を通して「器が持つストーリー」に耳を傾けてみてください。

 

旧和辻邸外観

※本作品展は、特別展「田中絹代ー女優として、監督として」
(一般 400 円/小・中学生 200 円)のチケットでご覧頂けます。

金継ぎ作品

 


『金継ぎ』とは・・・

破損した陶磁器を漆を用いて修復し、金粉で加飾する日本の伝統的な修復方法です。

金継ぎの復元

 


大脇京子さん写真

金継ぎアーティスト 大脇 京子(Kyoko Ohwaki)

鎌倉在住。2011 年より活動を始める。
全国各地からの金継ぎ受注、金継ぎ教室において器に合わせた仕上げのアドバイスも好評を得ている。その他、実用性を備えた美しさを持つ “本漆”を日常の暮らしの中に取り入れるライフスタイルの提案も行っている。2014 年には米・カリフォルニアのギャラリーにて個展・デモンストレーションを開催。


金継ぎ ワークショップ  対象年齢:高校生以上
11 月 5 日(金)、7 日(日)/ 10:30 ~ 12:00
参加費 3,000 円  定員 6 名/各回
※欠けてしまった器をお持ちください。( 割れているものは不可 )
※本漆ではなく、合成接着剤を使用します。

【申し込み】
10 月 9 日(土)9:00 ~
TEL : 0467-23-2500 にて受付を開始します。( 先着順 )
お名前、連絡先をお伝えください。

 

金継ぎ展チラシバナー