「原節子伝説」、その誕生と秘密

2013年11月23日(土) 午後2時〜

植草信和さん(元「キネマ旬報」編集長)、本地陽彦さん(映画史研究家)

植草信和さん(元「キネマ旬報」編集長)
1949年、千葉県生まれ。1970年「キネマ旬報」編集部に入社。1991年から編集長、1995年から2001年まで編集主幹を務め、800冊近くの雑誌、書籍の編集に関わる。2007年、配給・製作会社「太秦株式会社」を設立し、『鬼に訊け・宮大工西岡常一の遺言』、『台湾アイデンティティー』をプロデュースする。共著に「〔証言〕日中映画興亡史」がある。

本地陽彦さん(映画史研究家)
1954年、東京生まれ。祖父が新派の座付作家(亀屋原徳)、父は演劇評論家(ほんちえいき)という家庭に育ち、多摩芸術学園映画科卒業後、「前進座」勤務を経て、日本映画史・文献史の研究・著述に従事する。わが国有数の映画資料・文献のコレクターでもあり、フィルムセンター、横浜開港資料館、世田谷文学館などに考証・展示協力、『原節子「永遠の処女」伝説』『日本映画雑誌タイトル総覧』『映画百年・映画はこうしてはじまった』など多数の編・著書もある。また現在、タウン誌『銀座15番街』に「映画と銀座、その界隈」を連載中。

[トークイベント料金] 一般:1000円 小・中学生:500円