私の「母べえ」は小百合さん!-原作”父へのレクイエム”戦中の家族史よりー

2014年12月13日(土) 午後2時〜

野上照代さん(元黒澤組スタッフ)

『羅生門』(1950年)にスクリプターとして参加した後、東宝へ入社。『生きる』(1952年)以後、19本の黒澤作品で、製作スタッフの中核となって黒澤監督を支え続けた。撮影現場の人ならではの視点で書かれたエッセイ『天気待ち 監督・黒澤明とともに』は国内外で高い評価を受けている。84年、『父へのレクイエム』で読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞の優秀賞、山路ふみ子賞功労賞を受賞。のちに『母べえ』と改題し、山田洋次監督により映画化された。父・野上巌は、戦前から新島繁のペンネームで活躍したドイツ文学者、評論家である。

[トークイベント料金]一般:1000円 小・中学生:500円