「子どもシナリオ・映画教室2019」開催

7月30日と31日、8月31日の3日間にわたって、今年も「子どもシナリオ・映画教室」を開催しました。市内の小学4年生から6年生まで、23名の子供たちに参加していただきました。1日目は、シナリオ・センターの講師によるシナリオ基本講座を鎌倉商工会議所で開催しました。一人一人が書き上げたシナリオから、最終的に2本のシナリオが選ばれました。そして、スタッフ、キャストを決定して、2日目は鎌倉市川喜多映画記念館で撮影を行いました。

“鎌倉 カマクラ KAMAKURA”をテーマに、今年は『まぼろしのハトサブレー』と『鎌倉で消えていく人々』と題した2作品が完成しました。8月の最終日、記念館で上映会が開催され、舞台挨拶も行なわれました。子供たちが舞台で作品について語る姿は、見ていて、とても凛々しく、会場は終始、笑顔に包まれていました。ご家族やお友達と一緒に、大きなスクリーンで、自分たちが作った映画を見るという機会は、なかなかないと思います。夏休み最後の良い思い出になったことと思います。

この「子どもシナリオ・映画教室」を通して、子供たち一人一人に、映画の魅力がいっぱい詰まった新しい芽が育ってくれたらと思っています。また、来年も新たな作品が生まれることを楽しみにしています。  (文)