SCREEN展は7/27(日)まで!
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。4月より開催してきた企画展「映画雑誌SCREENの流儀 ―近代映画社の仕事」は、いよいよ7/27(日)で終了します。

会期中、「(企画展の表紙に使用している写真は)何の作品ですか?」とご質問いただいたこともあったメインビジュアル。この写真は「SCREEN」1970年4月号(※当時はカタカナ表記で「スクリーン」)掲載のインタビュー時に撮影されたとみられる1枚です。『卒業』(1967年)や『真夜中のカーボーイ』(1969年)で注目を集めていた俳優ダスティン・ホフマンが、同誌通信員であるヤニ・ベガキスさんのインタビューに答えています。実際の誌面を読むと食事をしながらのインタビューだったようで、写真からも和やかな雰囲気が伝わってきます。
本展は、「SCREEN」誌が どのように“外国映画を日本に伝え、日本の映画ファンの心を掴んできたか”に着目して展示内容を構成しました。日本の映画雑誌の中でも早い段階でハリウッドに自社通信員を置いた「SCREEN」。通信員に見せるハリウッドスターの素顔や来日時のインタビューなど、映画スターを近いところから日本の映画ファンに届けた魅力的な仕事を、近代映画社所蔵の貴重な資料を通して紹介しました。映画雑誌「SCREEN」ならではの魅力を皆さまにお届けできたなら嬉しいです。
今週は『小さな恋のメロディ』と『スタンド・バイ・ミー』を上映中です。青春映画の金字塔ともいえる2作品を、劇場でお楽しみいただけます。
-1024x682.jpg)
.jpg)
また、当館では近代映画社が復刻版として発行した「スクリーンアーカイブズ」を販売しています。
「復刻版 「スクリーン臨時増刊 小さな恋のメロディ 特集号」」や「スクリーンアーカイブズ リヴァー・フェニックス 復刻号」などは、本展会期中のみの限定販売です。この機会にぜひお買い求めください。ページをめくると「SCREEN」取材当時の映画スターや作品の雰囲気を味わうことができます。

8/2(土)からは、企画展「開館15周年記念 鎌倉・川喜多邸を訪れた映画人」が始まります。こちらもぜひ、お越しください。