<魅惑の映画ポスターデザイン>展もいよいよ17日で終幕です!!

涼しい日が続くようになって、少しずつ秋の訪れを感じます。

6月22日から9月17日までの夏の期間、当館では世界各国のポスターデザインに着目した企画展<魅惑の映画ポスターデザイン 甦る街角の芸術>を開催しました(17日まで開催しています)。今夏の展示・上映ならびにトークイベントは、酷暑の続く中での開催でしたが、それでもたくさんの方にご来館いただき、私たちスタッフ一同、大変嬉しく思っております。 

大島依提亜氏、小野里徹氏

8月12日には「紙上最大の作戦」、26日には「ポスター・ストレンジラブ」という、それぞれ映画のタイトル(『史上最大の作戦』と『博士の異常な愛情』“Dr. Strangelove”)にちなんだ題目でギャラリートークをおこないました。

12日は当初予定していたゲストの檜垣紀六さん(広告図案士)がご登壇できなくなり、大島依提亜さん(グラフィックデザイナー)と小野里徹さん(ポスターコレクター)をお迎えしての対談トークとなりました。この日は偉大なる映画ポスターデザイナー・檜垣紀六氏の仕事をふりかえるため、シアターのスクリーンを活用して、氏の代表作(皆さんも必ずや一度はみたことのある『時計じかけのオレンジ』や『スーパーマン』、『ロボコップ』、『ブレードランナー』等々のポスター)をご覧いただきながらのトークイベントとなりました。

岡田秀則氏、小野里徹氏

続く26日には、岡田秀則さん(国立映画アーカイブ主任研究員)と小野里徹さん(ポスターコレクター)に再度鎌倉までお越しいただき、今度は展示室を皆さんと一巡しながらポスターについて詳しく解説するギャラリートークとなりました。今回展示しているポスターは約100点、国立映画アーカイブ所蔵のポスターを約30点、個人コレクターである小野里さんのポスターを約30点、お借りしています。本企画点の主柱ともいえる映画ポスターのあれこれについて、この日はじっくりとお話を伺うことができました。参加者の皆さんは興味深いお話に耳を傾け、この日のイベント用に特別に小野里さんがご用意くださったポスターの解説にも相槌を打ちながら、一枚一枚の妙味をあじわっていただいている様子でした。小野里さんには今回本当にお世話になりました。

8月28日には毎夏恒例のイベント、ぐるぐるアニメワークショップを開催しました。

小学生対象の工作ワークショップで、パラパラ漫画と同様、ぐるぐる回すと絵が動いてみえ、アニメーションの原理や仕組みを体験しながら学ぶことができます(また8ミリフィルムの上映会や映写室見学も毎年おこなっています)。こどもたちに12コマのアニメーションを描いてもらって、最後にはシアターの大きなスクリーンにうつして完成した作品の発表会をおこないました。花火や釣り、海水浴など、彼らの夏の思い出が作品に反映されていて、この夏どこにも行けなかった大人たち(スタッフ)は、とても羨ましそうにぐるぐると回転する夏の風物詩をいつまでも眺めておりました。(B.B.)