「はじめてのシナリオ」教室を開催しました

「シナリオ」って聞いたことがあるけど、どんなもの?とか、「シナリオ」を書き始めてみたはいいけれど、うまく書くにはどうしたらいいのかな?とか、身近に接する「シナリオ」という言葉も、いざ書こうとするとなかなか難しいものです。当館では、これまで皆様にシナリオに接する機会をとシナリオ教室を開催してきました。今年も講師に、テレビプロデューサーとして、「俺たちの旅」や「太陽にほえろ!」「あぶない刑事」など、多くの名作を世に送り出した岡田晋吉先生にお越しいただきました。

3日間かけて、シナリオの書き方の講義と参加者の皆様による提出シナリオの講評という内容で、シナリオを学んでいただきました。岡田先生の貴重な体験談からは、シナリオの様々な秘訣を聞くことができました。その一つ、新聞記事の投書欄は、シナリオになるエピソードの宝庫ということでした。シナリオ創作の土台は、現実に起こったことや、日常の体験談であり、限りない人間への興味へと繋がっているんですね。今年のシナリオ教室も、楽しく分かりやすくシナリオについて教えていただきました。岡田先生、ありがとうございました!(文)