体験!バリアフリー上映

11月21日~26日に開催されたシネマセレクション「家こそ心の住まう場所」では、『この世界の片隅に』と『アラヤシキの住人たち』の2作品で、音声ガイドと日本語字幕付のバリアフリー上映を行いました。

音声ガイドとは、無料の音声ガイドアプリをスマートフォンにダウンロードすると本編が開始されると同時にイヤホンから音声ガイダンスが流れるサービス(※)で、スマートフォンをお持ちでないお客様には貸出用端末もご用意しました。(※音声ガイド対応の劇場、作品のみのサービス)http://udcast.net/

試しに私も視聴してみたところ、本編が始まるとセリフ以外の音声(効果音や物音、登場人物の表情、しぐさなどの説明)が短い時間内で的確に伝わり、まるで同時通訳を聴いているような感覚でした。必要以上の情報が流れるわけではないのでストーリーの妨げになることもなく、とても分かりやすかったです。今回は日本語字幕付きの本編を観ながら音声ガイドを聴いた為、目と耳から入ってくる情報量が多すぎでしたが、目の不自由な方にとって作品をイメージし易くなる便利なツールだと感じました。

また『アラヤシキの住人たち』上映後の談話室ではお客様から日本語字幕付上映は耳が全く聞こえない方のみならず、ご高齢による難聴の方にとっても良いサービスというご感想をいただきました。外国語映画に日本語字幕が付いていても、日本映画に日本語字幕がついた上映は滅多になく、日本映画も字幕付きであれば楽しめるのに…というご意見もありました。

それと、「バリアフリー上映」という企画なら上映前のマナーアナウンス、緊急時の非常口案内などの情報もバリアフリーにして欲しいというご意見もあり、大変勉強になります!

今後も多くの方が当館で快適に映画をお楽しみいただけるよう、定期的にバリアフリー上映を開催していきたいと思います。(つむぎ)