文学を手に、映画を見よう ~新しい企画展が始まりました!~
年の瀬の雰囲気が漂ってきました。
鎌倉も修学旅行生の姿が見えなくなり、季節の変化を実感しています。
本日18日(金)より、新しい企画展
「映画が恋した世界の文学」が始まりました。
映画の誕生以来、密に関わり合ってきた文学と映画の豊かな関係に焦点を当てた企画で、実に多くの映画が文学作品を題材にしてきたこと、また読むのが大変そうな長編小説を気軽に映画で楽しんだり、映画を見て興味を持って原作を手に取ってみるなど、映画と文学が互いに良い影響をもたらし合い、それを私たち観客/読者も享受してきたことを辿れる内容になっています。
言葉にするとなんだか堅苦しそうですが、中に一歩足を踏み入れると、映画に名を残す麗しい女優たちが展示室を華やかに彩り、文学作品独特の優雅なポスターが並んでいますので、うっとりとポスターをお愉しみいただけること間違いなしです。
関連上映は1月に入ってから、『ウエスト・サイド物語』を皮切りに、『エデンの東』や『赤と黒』、『太陽がいっぱい』『嵐が丘』『第三の男』と怒涛の名画で攻めてまいります。
冬場は外出するのがつい億劫になる時期ではありますが、名画の香りに吸い寄せられて皆様の御足が記念館に向いてしまうような魅力的なラインナップになっておりますので、展示・上映・イベントともに是非お楽しみくださいませ。(胡桃)