岩波律子さんトークイベント

先週の土曜日に岩波ホール支配人・岩波律子さんにお越しいただき、
トークイベントを開催いたしました。
<エキプ・ド・シネマ40年のあれこれ>と題し、
たくさんのエピソードや裏話をお話していただきました。

当日は、鎌倉の方、都内や遠くからいらっしゃった方、
たくさんの映画の仲間(エキプ・ド・シネマ)にお集まりいただきました。

やはりどんな人にお話を伺っても、いつもエネルギッシュで、明るく華やかなお人柄であった岩波ホール総支配人・高野悦子さん。一番身近なところにいた律子さんや、スタッフの皆さんから聞こえてくる“あれこれ”のエピソードは、どれもこれも面白おかしく、職場での様子が直に伝わってくるようでした。
誰よりも映画愛に満ちた高野さんの頼み事には、やはり皆さん頷かずにはいられない、苦楽をともに重ねながらも、「やってきて良かった」という想いがひしひしと伝わってきました。そんな皆さんの想いひとつひとつが、エキプ・ド・シネマのこれまでの活動を丁寧に作り上げてきたのだと思います。

昨今では全国のミニシアター閉館のニュースが珍しくありませんが、「たくさんの埋もれた名作を、日本で上映するには1館や2館だけでは出来ない。やはりともに育ってきたものだし、ともに育んでいくもの」と、岩波律子さんはお話してくださいました。エキプ・ド・シネマの40年を振り返ることは、日本におけるアートフィルムの上映の歴史、映画ファンとともにミニシアター文化が育まれてきたこれまでの歴史を振り返ることでもあります。
「コマーシャルなものではなく、見終わった後にいつまでも誰かの心に残り続ける作品を届けたい」というエキプ・ド・シネマの精神が、高野さんから岩波律子さん、そしてスタッフの皆さんに継承され、現在の活動へと繋がっています。
鎌倉市川喜多映画記念館のシアターKも、小さな小さなシアターではありますが、岩波ホールに習い、今後とも映画文化を広く伝えてまいります。
岩波律子さん、本日はどうもありがとうございました。