【企画展】アメリカン・シネマの道しるべ

2026年6月20日(土)~8月30日(日)
世界に影響を及ぼす超大国アメリカ。幾つものルーツ、コミュニティ、文化を抱える多民族国家であり、そして依然、映画大国でもあります。エンターテインメント性の強いアメリカ映画ですが、社会問題や歴史的事件を取り扱ったドキュメンタリーや社会派映画はもちろん、娯楽大作においてもしばしば社会の実像を描き、アイデンティティを顧みるための“写し鏡”となってきました。
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(左から)『夜の大捜査線』(1967)US版、『タクシードライバー』(1976)US版、『グリニッチ・ビレッジの青春』(1976)US版
1776年に独立宣言が採択された地・フィラデルフィアで、建国から200年目に誕生した『ロッキー』は、無名ボクサーのサクセス・ストーリーを描いたスポーツ映画という域に留まらない、アメリカン・ドリームの象徴的存在となっていきます。近年ではロッキーの宿敵アポロ・クリードの息子が、アフリカ系アメリカ人のボクサーとして、また現代のブラック・カルチャーを体現する存在として『クリード』シリーズへと継承され、フィラデルフィア美術館前のロッキー・ステップを駆け上がっています。
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(左から)『天国の日々』(1978)UK版、『アリゾナ・ドリーム』(1993)日本公開版、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)US版
本展では、映画を通して垣間見えるアメリカ文化──スポーツや音楽、食べ物や乗り物、各都市の風景や伝統などに着目し、アメリカン・シネマを幾つものテーマで横断します。ハリウッドの古典的名作からインディペンデント・シネマの重要作まで、作品ごとに視点が異なれば、見えてくる光景もきっと違ってくることでしょう。
一つひとつの“ピース”を見つめ直すことで、現代アメリカへの道しるべとなれば幸いです。
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)西ドイツ版
企画展観覧料:一般 300円(210円) 小・中学生 150円(100円)
*( )内は20名以上の団体
*鎌倉市民(市内に住所を有する方)は展示観覧料無料です。
入館時に住所が確認できる証明書をご提示ください。
展示協力(敬称略):井上由一、小野里 徹(POSTER-MAN)、加藤 豪、宮崎祐治、ユーロスペース
イラストレーション:岡田成生
デザイン:相馬敬徳
撮影:山崎あゆみ


