【特別展】映画をデザインする
 ー小津安二郎と市川崑の美学

特別展映画をデザインする_小津安二郎と市川崑の美学

2022年9月17日(土)~12月12日(月)
※通常 月曜日は休館日ですが、12月12日(月)は開館します。

戦前のサイレント期にその才能を開花させ、戦後は日本を代表する巨匠として一貫した主題を紡いだ小津安二郎と、1930年代からアニメーターとしてキャリアを開始し、時代の変化や技術の進歩に呼応しながら多様なジャンルの作品を手がけた市川崑。鋭い美的感覚を持ち合わせ、デザイン性に富んだ作品を生み出した彼らは、実はスタイルの近い映画作家といえるのではないでしょうか。

本展では、同時代に活躍しながらも、これまで一緒に語られることの少なかった小津市川を取り上げ、2人が生きた時代や背景、画面を構成する様々な要素など、〈デザイン〉の視点から検証します。2023年に生誕120年を迎える小津安二郎と、デジタル修復された『犬神家の一族』が大きな話題を呼んだ市川崑、2人の映画作家の多彩な魅力をお楽しみください。


[特別展観覧料] 一般:400円(280円)小・中学生:200円(140円)
*(  )内は20名以上の団体料金

◇鎌倉市民(市内に住所を有する方)観覧料無料
(入館時に住所が確認可能な証明書(運転免許証、国民健康保険証等)をご提示ください。)


展示協力(敬称略)
浦野範雄、小津亞紀子、鎌倉文学館、きもの舘 志お屋、国立映画アーカイブ、株式会社崑プロ、松竹株式会社、蓼科高原映画祭、茅ヶ崎館、中井貴惠、日本映画監督協会、山下和子

リーフレットデザイン:相馬敬徳
撮影:武田泰廣、武田祐太(武田映像企画)