映画監督 新藤兼人の仕事

2012年2月2日〜3月28日

まもなく百歳を迎える新藤監督は、今年公開(2011年)の新作『一枚のハガキ』を監督、日本映画界を代表する現役の作家です。現像、そして映画美術から出発し、脚本家としてデビュー後は第一線で活躍、多数の脚本を提供しました。戦後は監督としてデビューするとともに、独立プロの先駆けとして独自の製作システムを確立し、話題作を次々に発表しています。 その監督の歩んできた道をポスターやスチル、プレスなどの資料で辿るとともに、監督の自筆原稿や台本なども展示、同時に監督が数多く書かれた脚本の代表的映画化作品の資料も展示いたします。