【特別展】映画女優 吉永小百合
2014年10月3日〜12月25日
日本を代表する映画女優である吉永小百合さんは、1959年、松竹大船にて『朝を呼ぶ口笛』で映画デビューしました。1960年、日活に入社するとともに、浜田光夫さんとのコンビで『ガラスの中の少女』に初主演、瞬く間に青春スターとしての地位を確立します。代表作『キューポラのある街』では史上最年少にてブルーリボン賞主演女優賞を受賞し、高い評価を得るとともに、その後も多くのファンに愛され、日活映画を代表する女優となりました。80年代以降は、『華の乱』、『北の零年』などの大作に主演、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめとする数々の賞に輝かれています。そして、最新作『ふしぎな岬の物語』(成島出監督)では初の企画・主演を務めるなど、映画愛に満ちたそのたゆまざる歩みは、今も多くの人々を魅了し続けています。
本企画展は、これまでの代表作である14作品の映画上映とともに、関連資料の展示で「映画女優 吉永小百合」の足跡とその魅力に迫ります。ぜひお楽しみください。