世界に名画を求めて エキプ・ド・シネマの40年
2014年1月30日〜3月30日
1974年2月、フィルム・ライブラリー協議会(当時)の川喜多かしこと岩波ホール総支配人の髙野悦子氏により、「世界の埋もれた名画を発掘・上映する」運動を発足。「エキプ・ド・シネマ」(フランス語で“映画の仲間”の意)と名付けました。岩波ホールを拠点として、第一回上映作品はインド映画の巨匠 サタジット・レイ監督『大樹のうた』から始まり、今年で40年を迎えます。「エキプ・ド・シネマ」の活動は、単館ロードショー、ミニシアターの先駆けとなり、今日までたくさんの会員とスタッフ、映画人・著名人に愛されて支えられ、昨年2月9日に髙野さんが逝去された際には、日本のみならず世界中の“映画の仲間”が駆けつけ、弔意を表しました。
本企画展では、これまで上映されてきた作品のポスターや劇場パンフレットの数々をご覧いただき、映画を通してひらく世界の扉へと、今あらためてご案内いたします。この機会にぜひご堪能ください。