東宝映画のスターたち Part1
2013年7月4日〜9月1日
1932(昭和7)年、東京・砧に完成した白亜の撮影所は、モダンな外観と合理的な経営、自由な社風で、映画界に新風を巻き起こし、「東宝映画」の幕開けとなりました。そして、ここから多くのスターたちが銀幕へと浮かびあがり、観客に夢と希望を与えました。
戦後、『青い山脈』の大ヒットとともに、都会的センスとクールな風貌で人気を得た池部良をはじめ、その類まれなるエネルギーと存在感で世界へと活躍した三船敏郎、東宝娯楽映画の代表作「社長」・「駅前」シリーズから文芸作品へと、幅広い演技で観客を魅了した森繁久彌や小林桂樹、若者から圧倒的支持をうけた「若大将」シリーズの加山雄三、綺羅星のごとく活躍したスターたちが「東宝映画」の輝きを今も放ち続けています。
本企画展は「東宝映画のスターたち Part1」と題して、「明るく楽しい東宝映画」を代表するシリーズ作品を中心に、男優篇として開催します。公開当時のポスターから、ファン雑誌などの貴重な映画資料の展示と、『青い山脈』、『続 青い山脈』の一挙上映を含む9作品の映画上映を行います。
日本映画の黄金時代を彩る「東宝映画」のスターたちとともに、想い出のひと時をぜひお楽しみ下さい。なお、Part2では、文芸作品を中心に女優篇として開催します。こちらもご期待下さい。