10月1日(日)まで!企画展「シネマ紀行ー日本の風景」

7月1日(土)より開催している企画展「シネマ紀行ー日本の風景」は、10月1日(日)までです。

今回の企画展では、日本の様々な”風景”を映し出した作品を展示と上映でご紹介してきました。

当館ロビーにある立て看板も、10月1日(日)まで。来館の記念に多くの方が撮影してくださっています。

また、今回は新しい試みとして来館者参加型企画「みんなで辿るシネマ紀行」を実施しました。この企画のきっかけは、当館の友の会サポーターの皆さんでした。当館には「友の会サポーター」という、旧川喜多邸別邸の一般公開や特別公開、散策ツアーなど当館の活動にボランティアとしてご協力いただいている方々がいらっしゃいます。活動の中で友の会サポーターの方から映画の思い出をよくお聞きしており、サポートしていただくだけでなく、映画を通して交流することの素晴らしさをいつも教えていただいています。その経験から、来館された方の日本映画の思い出を展示として何か形に出来たらと、今回の企画を立ち上げました。

友の会サポーターの方からは『憎いあンちくしょう』(1962)、『わかれ雲』(1951)、『山椒大夫』(1954)、『八日目の蟬』(2011)、『曼陀羅』(1971)、『特急にっぽん』(1961)、『劔岳 点の記』(2009)をご紹介いただきました。友の会サポーターの方の思い出からスタートした企画は、国内外を問わず多くの方にご参加いただいております。ご紹介いただいている作品を通して、皆さまの懐かしい映画の思い出が蘇ったり、新たな映画との出会いが待っているかもしれません。ぜひお越しください。

9月9日(土)には、帝国書院の編集者である大平原寛さんをお招きして、トークイベント「地図で辿る清張映画の焦点」を開催しました。この模様は、あらためてご紹介する予定です。

企画展「シネマ紀行ー日本の風景」は、10月1日(日)までの開催です。すでにご覧いただいている方、これからお越しいただく予定の方、来館お待ちしております。
10月7日(土)からは、特別展「映画監督・是枝裕和のまなざし」を開催予定です。一部の上映作品は、すでにチケットを発売中です。ぜひ、こちらもお楽しみいただければと思います!